Amazonで販売実績のある人なら必ず通ると思うんですが。。。
商品が「保留中」からなかなか注文確定にならない時、
そして、保留がようやく解除されたと思ったら、間髪入れずにまた保留…
そう!いわゆる保留攻撃と言うやつですね。
この保留攻撃については、セラーフォーラムとかでも時たま話題に
あがるんですが、同じ商品を売っている同業者がやっているとか、
たまたま、予約商品と同梱するため、長期間保留になっているんだとか
正直何が本当なのか良く分かっていません。
私も過去に保留攻撃?と思うようなことに出会ったことがあります。
保留⇒キャンセル⇒保留⇒キャンセル…etcの永遠のループ。
私の場合は、特に出品者の多いヘルビ商品を取り扱っているときによく
やられました。
100%同業者がやっているの?と言われると確信は持てませんが、
おそらく、そうじゃないだろうか??と言う場面は多々ありました。
ただ、保留攻撃した人の情報って残っているんですよね。
この情報を元に推測してAmazonに言いつける方法もあるので、
今回は、どうやったら、保留攻撃しているやつの情報を入手するかについて
記載したいと思います。
Contents
そもそも保留攻撃とは
自分が出品している商品が、売れて購入者が購入代金を払い込み完了するまでに
セラーセントラルの注文管理画面に表示されるのが「保留」になります。
この保留ですが、購入者が代金を支払って商品が発送されれば、注文確定になります。(FBAの場合)
自己発送では、購入者が代金を支払った段階で注文確定になります。その後は出品者が商品を発送すれば完了。
購入者が、カートに入れて支払い画面で、支払いを行わなかった場合、大体一週間くらいで注文はキャンセルされます。このキャンセルまでの期間が保留期間です。保留期間までに支払いが行われない場合、商品は再び出品状態になります。
上記のように何かの理由で支払いが行われず保留からキャンセルになってまた商品が販売できれば良いのですが、時に悪意ある人が、再び購入して支払いを行わず「保留」期間が来てキャンセルになる、その後また、同様に購入して保留。。。。と言うループさせることを一般に保留攻撃と呼んできます。
保留はどういうときにされるの?
- Amazonが購入者のクレジットカードを認証することができなかった。
- コンビニ決済を選択した購入者がコンビニでの支払いを終えていない。
- FBA注文の場合、配送料が無料となり、注文にあるすべての商品が準備されるのを待っている状態になる。購入者には、出荷通知が送信された時点で課金されます。
- FBA注文の場合で、注文に複数の商品が含まれており、一部の商品に在庫切れが発生している。この場合、FBAでは注文を分割して在庫がある商品から出荷する方法が取られ、注文は保留中となります。
保留が長期化する場合
保留⇒キャンセル⇒保留⇒キャンセル⇒保留のループの保留攻撃で保留期間が長くなる場合もありますが、それとは別に保留期間が長くなる場合があります。
それは、同梱商品が予約販売されていた場合です。
FBA注文について、すぐに出荷可能な通常の商品と、
品を一緒に購入し、できる限り商品をまとめて発送という配送方法を選択すると、
合わせて出荷されるため、保留が長引いてしまう場合があるのです。
上記は、保留攻撃よりもたちが悪いかもしれません。特に代引きで購入された場合に起こる
問題になります。FBAは全ての決済方法が問答無用で可能になるためこのような方法も可能に
なってしますのです。
保留攻撃を受けるとどうなるのか?
販売機会の損失です。
商機を逃すと言うのが一番あっているのではないでしょうか?
価格は、日々変動しています。保留期間が長ければ、その変動についてけず、
利益を削らざる終えなくなってしまうでしょう。
例えば、Amazonが在庫切れを起こした段階で高値で販売していたとします。
しかし、保留攻撃を受けている間にAmazonが在庫復活をしてしまったら。。。
かなりの痛手になりませんか?本来ならプレ値で売れていたのに!!と悔しい思いを
するのは必然です。
「Amazonが在庫復活しなければ高値で売れていたのに!!この保留さえなければ!!」
って絶対になりますよね。
なので、保留攻撃は卑劣な行為なのです!!
保留中の商品を確認する方法
スマホのセラーアプリを用いると今現在何が保留になっているのか知るのは非常に簡単
なのですが、ここでは、PC上のセラーセントラルからの保留状況確認方法を記載します。
①注文の注文管理をクリック
②注文管理画面の①~④を順に選択していって最後に検索をクリック
上記設定で過去30日分の保留中の商品が一覧となって出てきます。
注文がキャンセルされた商品の確認
やり方は、上記方法と同じ感じです。
①下記の①~④を選択して最後に検索をクリックします。
②するとキャンセルされた商品と、誰がキャンセルしたのかが出てきます。
いちを購入者に連絡も出来るけど、絶対に答えてはくれないので、あまり意味がないでしょう。
保留攻撃をしてるっぽいと言う所まではこの情報で分かると思います。
次は、その人たちの住所とかを確認する方法です。
保留攻撃したっぽい人の住所などを確認する
上記で商品のキャンセル状況や誰がやっているのか?保留中の商品は?が分かると思います。
なので、こんどはそんなやつらの住所をあぶりだそうと思います。
①セラーセントラルにログインしてレポート⇒フルフィルメントを選択
②画面左のサイドバーの中の売上⇒全注文レポートを選択
③全注文レポートのページに進むので、注文日および期間を指定してダウンロードのリクエストをクリックして少しの間待つとデータがダウンロードできるようになります。
リクエストをクリックすると、しばらくレポートのステータスが処理中になりますが、そのまま待っているとダウンロードに表示が変わります。
④ダウンロードしたファイルにコレまでの全注文履歴が出てきます。
Pendingが保留になった商品でCancelがキャンセルされた商品です。
ファイルはテキスト形式でダウンロードされるので、テキストを開いて
全選択したのち、EXCELに貼り付けましょう。
そうすることでとても見やすくなります。
ここでは、キャンセルや保留者の名前は出てきません。都道府県と郵便番号のみの確認となります。
同じ都道府県、同じ郵便番号の人が何度も保留⇒キャンセルを繰り返している場合は要注意です。
はたして、保留攻撃は同業者か?
上記までで、保留、キャンセルを行っている人物の名前と住所と郵便番号が分かりました。
ここから、さらに突っ込んで保留攻撃者が同業者かどうか確認する方法を記載します。
まず、保留のあった商品の商品ページから、同じコンディションで出品している
同業者の店舗名か評価をクリックします。
すると、「特定商取引法に基ずく表記」と出てくるのでその住所と名前が
先ほど調べたものと一致するかを確認する。
この条件で100%保留攻撃をしている人を見つけることは困難です。
なぜなら、購入用のアカウントを別に持っている可能性があるからです。
今回記載した内容はあくまでも保留攻撃してるっぽい人を探し出す方法になります。
くれぐれも先走った行動は控えるようにしてください。
最後に
保留攻撃は販売損失につながる本当に卑劣な行為だと思います。
犯人を特定したとしても、果たしてすぐにAmazonが動いてくれるか微妙です。
でも、もし犯人を特定できた場合は、経緯も含めてすぐにAmazonテクニカルサポートに
問い合わせるようにしたら良いと思います。
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FBAパートナーキャリアのサービスが段々手厚くなっている件について(Amazonの神対応に感謝)
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